漢方の不思議2

《漢方薬は即効性》
 漢方薬は長期間飲まないと効かないと思われていますが、それは間違いです。
肝炎、糖尿病、肥満などの一部の慢性疾患では2-3か月かかることもありますが、その他のほとんどの疾患は一週間以内に効果が見られ始めます。アレルギー性鼻炎の特効薬である小青竜湯は30分以内に効果が見られます。かぜによく用いられる葛根湯は服用してから1時間毛布などで温かくしていると汗が出て治ります。治らない場合はもう一回服用します。