新型コロナウィルスが変異株のオミクロンに置き換わってから、感染の形は劇的に変わりました。
それまではウィルスが肺に届き【裏】、肺炎をおこすからやっかいでしたが、オミクロンは滅多に肺まで到達せず、たいてい上気道でとまります【表】。
感染症法上の危険度で、コロナは危険度の高い2類以上に分類されていますが現実には、5類に置かれている季節性インフルエンザよりも、病原性が弱くなっています。
重症化率や致死率もインフルエンザより低くなっていて、マスクも三密も必要性がほとんど無くなっています。(和田秀樹)