抗うつ剤は、食欲をましたり、リラックス効果で代謝を抑えたりと、太りやすくなる傾向のお薬がおおいですが、種類によって差があります。
SNRIは体重へほとんど影響しません。

「抗うつ剤の【太る】副作用の比較」

NaSSa≧三環系抗うつ薬＞パキシル≧四環系抗うつ薬＝SSRI>SNRI

となります。

太りやすい　　　：リフレックス、トリプタノール
やや太りやすい　：トフラニール、アモキサン、アナフラニール、ルジオミール、パキシル
太りやすい傾向：テトラミド、ルボックス、ジェイゾロフト、レクサプロ、ドグマチール、レスリン
太りにくい　　　：サインバルタ、トレドミン

[一番太りやすいNaSSA】

　　＊抗ヒスタミン作用ーーー満腹中枢を抑える
　　＊抗５HT２Ⅽ作用　－－－食欲を亢進させる

が強いのが特徴です。

【胃の働きを高めるドグマチール】

　ドグマチールは、抗うつ剤や抗精神病薬としてみ使われますが、元は胃薬です。
　胃の働きを促進させるため食欲が上がり、太りやすくなることがあります。