コロナ影響妊婦3人に1人うつなどの疑い チョウトウコウが有効 2021.11

長期化する新型コロナウィルスの影響について、近畿大学のグループが妊娠中の女性を対象に心理的な負担などを調査したところ、3人に1人で
「うつ」や「不安障害」が疑われる状態だったと発表しました。「うつ」や「不安」には神経伝達物質のセロトニンが深く関わっており、
SSRIなどの最新の抗うつ剤がよく奏功するが、副作用を恐れて漢方薬を希望する方が増加傾向にある。最近の私の使用経験では漢方の生薬
のチョウトウコウが著効を示すことが多い。「漢方の臨床」という専門誌に先月発表したところです。