ベンゾジアゼピン系睡眠薬 効果、作用時間の比較  元住吉こころみ

【ベンゾジアゼピン系睡眠薬の作用時間の比較】

「半減期」が一番のポイントです。薬の血中濃度が半分になるまでにかかる時間のことです。半減期が短い薬は、身体からすぐに薬が抜けて行ってさまうため、作用時間は短くなります。

「主なベンゾジアゼピン系睡眠薬の半減期」

長短;ハルシオン :トリアゾラム=2,5(時間)
短 ;デパス   :エチゾラム =6,3
   レンドルミン:ブロチゾラム=7
中 ;ロヒプノール;フルニトラゼパム= 7
   ユーロジン ;エスゾラム = 24
   ベンザリン ;ニトラゼパム= 27
長 ;ソメリン ;ハロキサゾラム= 42

 入眠障害には、長短時間型~短時間型。中途覚醒には、短時間型~中間型。早朝覚醒型には、中間型~長時間型を使用するのが一般的です。

【ベンゾジアゼピン系の効果の強さの比較】