冬の【皮脂欠乏症】 「角質細胞間脂質」「天然保湿因子」「皮脂膜」 ヘパリン類似物質、セラミド配合のクリーム、白色ワセリン

 冬は肌の乾燥に悩まされる季節。外気が乾燥する上に暖房器具を使う冬は肌が乾燥しやすい。カサカサして白い粉を吹いたようになり、かゆみを伴うこともある。

「角質細胞間脂質」(セラミドという脂が主成分、水分をはさみこみ逃がさない)「天然保湿因子」(アミノ酸が主成分)「皮脂膜」(毛穴の皮脂腺から分泌した皮脂と汗腺から分泌した汗などが混ざった天然のクリーム)。

角質層の表面を保護するように覆い、水分蒸発を防ぐ。

 保湿が大切。減少した水分と油分を補う保湿剤を乾燥部位に塗ろう。ヘパリン類似物質:保湿、血行促進、抗炎症。内部から改善。セラミド;水分をため込む。ワセリン:皮膚表面に膜、水分を蒸発を防ぐ。

 入浴時に、洗浄剤をたくさん使わない。洗浄剤は一日おきでよい。ナイロンタオルで強くこするのは厳禁。

 保湿器で湿度を「50%」前後に保つようにしたい。