【唇】は、他の部位の皮膚に比べて角層が薄いため水分をためにくく、皮脂を分泌する皮脂腺や汗を分泌する汗腺がないため、皮脂膜もありません。そのため、皮膚のバリアー機能が低く、
水分が蒸発しやすいのです。これらの要因により空気の【乾燥】による影響を強く受けてしまうい、カサカサ、皮むけなどのトラブルが起こるのです。
１）マスクも乾燥や肌荒れの原因：
　マスクをつけると唇がしっとりして、潤っているように感じる方もあるでしょう。しかし、これはマスクをすることで内側がムレテしまっているからです。
マスクを外すと唇や周辺の水分が蒸発し、感想を引き起こしてしまうのです。
２）夏も唇荒れが起きやすい季節です。
　紫外線と冷房が主な原因です。強い紫外線を浴びる時間が多くなり、また、夏に冷房を使用すると空気が乾燥するため、唇も乾燥しやすいのです。肌も乾燥しやすいので、
保湿が大変重要になってきます。
３）唇のターンオーバーは３－４日！ケアすれば効果がでやすい。
　皮膚のターンオーバーのサイクルは２８日であるのに対して、唇は３－３日ととても早く、正しくケアすれば唇の乾燥やカサカサが治りやすいのです。

４）対策にはリップクリーム、ワセリン
唇が乾燥する主な原因は、皮脂腺がないことです。リップクリームやワセリンを塗れば、その脂分が唇の水分の蒸発を防ぐので、感想を防ぐことができます。
リップクリームは優しく、たっぷりと、ムラなく、マッサージをするように塗ることです。
５）唇を乾燥させるＮＧ行為に要注意
「唇をなめる」「唇をかむ」「唇を触る」「皮むけをむく」「唇をこする」
６）乾燥や刺激を避ける
エアコンの風や紫外線などにさらすときや、辛い物を食べるときは、リップクリームでケアしましょう。