太りやすい抗うつ剤は:体重増加の比較 元住吉

#1 体重増加の副作用が気になる
抗うつ剤は、食欲を増したり、リラックス効果で代謝を抑えたりと、太りやすくなる傾向の薬が多いのですが、
種類によって差があります。SNRIなどは体重へほとんど影響しません。

#2抗うつ剤の「太る」副作用の比較
抗うつ剤の太りやすさを順番で並べてみると、

NaSSa≧三環系抗うつ剤>パキシル≧四環系抗うつ剤=SSRI>SNRI

となります。

主な抗うつ剤の太りやすさを一覧表でまとてみました。

【太りやすい】     【やや太りやすい】   【太りやすい傾向】  【太りにくい】
三環系:トリプタノール 三環系:トフラニール   四環系:テトラミド   サインバルタ
NaSSa :リフレックス      アナフラニール SSRI: ルボックス  SNRI: トレドミン
                             ゼイぞロフト
            四環系:ルジオミール       レクサプロ
            SSRI : パキシル     その他:ドグマチール
「もっとも太りやすい抗うつ剤は」
  リフレックス(NaSSa)
トリプタノール(三環系)
「太りにくいのは」
  サインバルタ、トレドミン(SNRI)
となっています。