眠くなりやすい抗うつ剤はどれか 2020.12

抗うつ剤には、眠くなりやすいものと、反対に不眠が副作用にでるものが
あります。眠気の副作用は日中にでると困ってしまいますが、うまく使え
ば睡眠薬の代わりとして治療を助けてくれることもあるのです。

眠気がでやすい抗うつ剤、でにくい抗うつ剤、を比較してみましょう。

『抗うつ剤の眠気の副作用』
強さ:リフレックス/レメロン(NaSSa)>=トリプタノール(三環系)
>四環系、レスリン/デジレル>三環系(トリプタノール以外)
>SSRI>SNRI

となります。

『一番眠気が強いNaSSa:リフレックス/レメロン』

『 三環系の中で眠気の強いトリプタノール』

『 眠気が強い四環系のレスリン・/デジレル』

抗うつ剤としての効果はマイルドなため、鎮静系抗うつ剤ちして、睡眠薬
の代わりに処方されることも多いお薬です。