10年先のために歩くー健脚の貯金をー 2016.11.10

 寝たきりになるのを予防するための方策は種々あるが、徒歩の会などで習慣的に歩いている人は、高齢になっても下肢が衰えない人が多い。いわば「健脚の貯金」であろう。歩行ではとくに「階段の上り下り」が下肢の劣化を予防する。「スロースクワット」も下半身の鍛錬に望ましい。
 高齢者のために平屋に居住するとか、バリアフリーにすることが推奨されているが、目前の事故を予防するには望ましいが、長い目で見ると高齢者の老化を促進しているのである。また、年齢を重ねるとともに心肺機能が衰えるが、これを保持するには、「日常的な5-10分間の速歩」が有効である。